津島御師- TSUSHIMA OSHI -

津島御師- TSUSHIMA OSHI -

津島御師

『津島御師』- TSUSHIMA OSHI -

この地にはかつて、
天王信仰を全国に広めた立役者たちがいた。
津島御師

『津島御師』- TSUSHIMA OSHI -

この地にはかつて、
天王信仰を全国に広めた
立役者たちがいた。

「津島御師」は、津島神社の天王信仰の布教者であり、室町時代から津島天王社の社家と社家の子弟、社家に属する手代が、神主の許可を得て東国を主体に廻国していました。この活動が近世の津島天王社の繁栄に大きく貢献しました。氷室作太夫家の古文書から、津島御師の活動を知ることができます。古文書によると、津島神社の社家は津島御師として太夫名を名乗り、地方をまわって信徒を結び、檀家を夏と冬の年二回訪れ、御札や土産物を持参し、時には祈祷をおこない、頼まれれば名付け親などもしていました。津島の御師宅では、参詣の旅や、代参に来た檀家に宿を提供したり、神楽を行ったりしておもてなしをしました。また、旅費を貸しつけたりという世話もしていました。今でいうツアーコンダクターです。

津島御師マップ